こんばんはY本です!

今回は姿勢、射撃フォームの話です

APSは4姿勢あると、ちょっと前の記事で書きました
ブルズ、プレート、シルエット立射、シルエット伏射の4つです
今回は、このうちブルズの姿勢について書いていきます

ブルズはAPSにおいて基本であり最も重要な競技であると思います
満200点のうち半分の100点を占めますし、ミスったときの失点が最も大きかったりもします

姿勢としてはざっくりふたつ、インラインスタンス、オープンスタンスの説明から入りましょう

▼インラインスタンス

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インラインスタンスは射線に対してまっすぐ立ちます

▼オープンスタンス

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オープンスタンスはインラインスタンスより身体を開いて立ちます

あえて分けてみましたが、要するにどのくらい身体を開くか、というお話です

身体を開くとどうなるか
肩と首の角度が変わります

肩の角度は、真横に腕を上げるのが最もよいと言われています
これがインラインスタンスです
(腕を真横に上げたとき、人間の身体の構造上、腕は実は真横ではなくて少しだけ前に上がります
さきほど射線に対してまっすぐと書きましたが、話をわかりやすくするためそう書きました)

で、腕を真横に上げたとして、つぎに首をねじって照準をせねばなりません
このとき、顔がターゲットに対して正面を向いているのが望ましいです
横目では正しい照準ができないからというのがその理由です

正面を向けなくても、少し横目になるくらいなら許容されるという話も聞きました
一昨年の精密射撃セミナーでは60度くらいがいいって聞きました
60度って個人的にはけっこう開いてる気がするんですけどね
諸説ある、といったところなのでしょうか

首のねじり具合も重要です
ねじりすぎると呼吸がしづらくなりますし、射撃って脱力できるところは脱力しとくってのが基本なので、ぎりぎりと力を入れてねじらないといけないようだとまずいと思います

これらのことを考えると、その人なりに可能な範囲で閉じる、というのが正解に近い言い方になるんじゃないかなと思います

話を進めて、どの立ち方も重心は真ん中がいいです
銃をかまえたときに、銃と腕の重さがターゲット方向に寄りますので、上体を傾けるなどしてバランスを取ります
重心がどこかに偏ることの無いようにしたほうがよいでしょう

足は爪先を開かない、スクエアスタンスがオススメです
また、開く幅は狭めの握りこぶし2つぶんくらいがオススメです
SCATTで色々と試した結果、これが今のところいちばんいい数字が出るというのが理由です
ほかにも何人かに試してもらったところおおむね好評だったので、ぜひ一度試してみてほしいポイントです

肩を上げるか落とすかは、正解が無いと言われています
ここはお好みでよろしいかと思います

左手は色んなバリエーションがありますが、要件としては脱力していることとぶらぶらしないこと、です
たまに腰とか背中の辺りで突っ張ってる人がいますが、わたくしはNGだと思います

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で、最近のわたくしはこんなカンジでかまえています

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足はインラインのスクエアで、骨盤から上を軽くねじってオープンにしています
このフォームも、どうしても結果が出ないと思えばボツにしますし、今後もずうっと追求していくものなのかなと思っています

次回はプレートとシルエットの姿勢についての予定です

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