どうも!Y本です!

最近話題のMantisXを購入してみました
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最近ハンドライフルを手に入れたんで、ホントは射撃場でSCATT付けて練習したいところなんですが、うちのSCATTさんてば専用ターゲットが必要なもんで、そういうわけにはいかないんですよね
なので、MantisXならワンチャンSCATTみたいに使えるんじゃね、と考え購入したというわけです

MantisXについては、こちらで詳しく解説されていますので、まずはそちらを見てきていただければと思います

で、本記事では、MantisXとSCATTどちらも付けた状態で、どんなふうになるのかを書いていきたいと思います
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SCATTってすげー高いんで、代替品としてMantisXってどうなん?と考えてらっしゃる方にも需要があるかなと

まずSCATTの簡単な解説から入ります
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SCATTの見かたは何点かあるんですが、着弾点はわりとズレちゃうそうであまりあてになりません
そのかわりに、何点か見るべきところがあります
まず軌跡
ぱっと見でわかりやすいところですね
それから、10a0
これは、着弾からその直前の軌跡を10点圏内に当てはめたときに、どれだけそこに収めていられたかを%で表示してくれます
それからmm/s
これは銃口の速さですね

10a0は大きいほうがよく、mm/sは小さいほうがよい、ということになります
軌跡とあわせて見ることで、擊発の評価ができるというわけです
MantisXはmm/sに相当する表示がない(と思う)ので、本記事では10a0と軌跡で比較していきます


ざっくりそんなカンジで、さっそくテストしたものを何点か見ていきましょう

まずはこちら
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これは置き撃ちしたものです
どちらも高い数値が出ました
まあこのくらいの数値であればよさそうだね、ってことになりますでしょうか


次はこちら
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SCATTは比較的高い数値が出ていますが、MantisXはあまり高く評価してくれませんでした
これはそれぞれの評価基準が異なるためにこうなるというのもあるんですが、シンプルに着弾直前の、擊発時の軌跡がよくありません
MantisXは黄色の、SCATTは青の軌跡です
そこがかなり動いてしまっています
なので、そことあわせて見ることが必要であるということがわかります
この場合、SCATT側は「割と高めの数値だけどこの擊発じゃあかんな」と、MantisX側は「数値低い!だめ!」という読み方になるかなと思います


さいごにこちら
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こちらは逆に、SCATTの数値はそこそこで、MantisXはかなり高い評価となりました
着弾直前の軌跡がかなり小さく収まったのでMantisXは置き撃ちよりも高い評価をしてくれたようです
ただ、そのさらに前の軌跡、MantisXは青の、SCATTは黄色の軌跡ですが、ここが大きめに動いています
そのためにSCATTの数値は低くなったようです
この場合の解釈は、SCATT側は「数値低いけど擊発はうまくいったからまあまあかな」と、MantisX側は「うまく擊発できたけど、もうちょっと止めときたいなあ」と読めばいいかなと思います


SCATTとMantisXどちらが優れているかといえばそれはもちろんSCATTということにはなるかと思いますが、じゃあMantisXは使えないのかというと全然そんなことはなく、これ系のツールとしてはありえないほど安価ですし、データの読み方さえ間違わなければとても使えるツールだと感じました
なにより、手軽さというのは物凄いアドバンテージだと思います
SCATTを持ってない方、高くてそんなもん買えないよって方には手放しでオススメできるものですので、新しいエアガン買うのを我慢してMantisX買って練習したら、射撃が上手になるかもしれませんよ

だいぶざっくりな内容になってしまいましたが、いかがだったでしょうか
もっとちゃんとした解説は、MSCのchaka大先生がそのうちアップしてくれると思いますので、楽しみにしておきたいと思います
APS-3用のレールもテスト中だとか
乞うご期待!