2018年01月

超寒いけど…チャンピオン金沢模型で、APS非公式練習会をやりますよ!

日時:2/2(金)19:00くらいから21:00くらいまで
場所:チャンピオン金沢模型2Fシューティングレンジ

道具はすべて貸し出し用のがありますので、初心者の方や、ちょっと撃ってみたいんだけど、という方も大歓迎です

参加をご希望の方は、この記事のコメント欄までお願いします
当日飛び込みでも大丈夫です

※ 注意点 ※
あくまでもお店のレンジを一般の客として使うもので、レンジを貸しきるわけではありません
ほかのお客様がたくさんいらっしゃる日もあります
その場合は簡易的な練習になるかもしれませんので、前もってご了承くださいです

また、雪の状況によっては、お店が早じまいするかもですので、あしからず

こちらもあわせてごらんください
↓レンジの様子
https://blogs.yahoo.co.jp/y_mot0/64065305.html

こんばんはY本です!

今回は前回の続きで、プレートとシルエットの姿勢について書いていきます

が、その前に、「自然狙点」について書いておかないといけません
ターゲットに向かっていつもどおり銃をかまえたときに、自然と銃口が向くところを自然狙点といいます
上手なひとは、立ち位置を決めたあとに目をつぶって据銃しても、ほぼほぼ照準が合っているとか

ということでこれを頭に入れておいていただいて、話を進めます

1.プレート
プレートを制する者はAPSを制す、という格言があるそうで
そのくらい重要な競技であり、そして難しい競技です

姿勢は、ブルズとおなじかオープンめがよいと言われています
あとで書きますが超オープンで撃つ選手もいます

で、さきほど書いた自然狙点が問題になります
プレートって、ターゲットが5つ横に並んでますよね
自然狙点は基本的に一方向にしかありません
なので、1発撃つごとに自然狙点に合わせて身体を動かすのが望ましいということになります

やりかたとしては、前後に動くかその場で回るかの2パターンですが、どちらかというと前後に動くののほうが再現性は高い気がします

イメージ 1

床板の線など、基準になるものがあると楽かもしれません

逆に、いちど立ち位置を決めたらその場で動かない選手もいます
自然狙点の問題には、身体のどこかをねじったり振り上げの際に肩の角度を変えて対応します

イメージ 2

わたくしも動かない派で、骨盤から上のねじり具合で対応しています

このやり方の注意点としては、右利きの選手の場合、右端のターゲットを基準にすべき、ということです
前回のブルズの姿勢の記事で、身体を閉じすぎるとよろしくないですよということを書きました
右利きの選手が左端のターゲットを基準にしてしまうと、右側のターゲットを撃つときに身体を閉じすぎることになってしまいますので、ここは気を付けたほうがよいでしょう

ブルズとは全然ちがう姿勢で撃つ選手もいます
たとえばブルズはインラインだけどプレートはオープンですよ、という具合です
ターゲットに正対するくらい思いきりオープンにかまえる選手もいます
オープンスタンスは銃が止まりづらい反面、動かしやすいというメリットがあるんだと思います

それと、足の幅は気持ち広めがいいかもしれません
腕と銃という重量物を比較的速く動かしますので、その荷重移動を受け止めたりコントロールしたりするのには、広めのほうがいいように感じます

色々と書いてみましたが、プレートはほんとに色んな型があって、これは正解に近いだろう、というのすら無いように思います
それぞれに合った型を探してみてください

ただし、あまりコロコロと型を変えるのはよろしくないと思います
どんな姿勢でも慣れは必要ですので、ある程度長いスパンで撃ち込んで判断するのがいいと思います

2.シルエットスタンディング
シルエット競技については両手撃ちが許されています
片手で撃つひともいて、見ていてカッコいいなーとは思いますが、緊張したときってやはりどうしても色んなところが震えますので、両手で撃ったほうが安定してスコアが稼げると思います

姿勢については、かまえたときに重心が真ん中にくるようにするという部分はほかの競技と変わらないと思います
なので、上体は若干後ろに反るのがよいでしょう

目とサイトをなるべく離したいので、両腕はまっすぐ伸ばします

足は安定して立てればなんでもいいと思いますが、極端に前後に広げたりはしないほうがいいと思います
上位の選手でそういうことしてるひと見たことありませんし

イメージ 3


3.シルエットプローン
ほぼ置いて撃つのと変わらないのですが、それでも押さえるべきポイントがいくつかあります

まず、腕はまっすぐ伸ばしましょう
目とサイトをなるべく離したいので、腕は曲げずに伸ばしましょう
次に、ちゃんとサイトを見ましょう
当たり前の話ですね
さいごに、トリガーをていねいに操作する
これも当たり前です

さて、基本的なことばかり書きましたが、たぶんプローンのいちばんの問題はそういうことじゃなくて、姿勢づくりの難しさにあると思うんですよね
首が上に曲げられずサイトが見えなかったり、メガネのちゃんと見える部分で見れなかったり

そこでオススメなのがこちら
顔を横に向けて狙う、です
こんなカンジになります

イメージ 4

注意点としては、射座の左端から身体を出さないことです
普通のプローン姿勢でも片足が射座から出てるケースがありますので、気を付けていきましょう
それでもジャッジがスルーしてたらOKてことになっちゃうんですが

4.さいごに
3競技すべてに言えることなんですが、姿勢よりも、サイトアライメントを崩さずに撃発することのほうがはるかに重要です
だからと言ってどんな姿勢でもいいかというともちろんそうではなく、きちんと
撃発するための大きな要素のひとつとして、姿勢づくりがありますよ、というお話です

正解はきっとひとそれぞれ違うものだと思いますが、前回と今回の記事で書いたものからそう大きくは外れないんじゃないかなと思います

この記事をご覧いただいた皆様に、ひとつでも参考になるものがあれば幸いです


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チャンピオン金沢模型のレンジについてはこちらの記事をどうぞ
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チャンピオン金沢模型で、APS非公式練習会をやりますよ

日時:1/18(木)19:00くらいから21:00くらいまで
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こんばんはY本です!

今回は姿勢、射撃フォームの話です

APSは4姿勢あると、ちょっと前の記事で書きました
ブルズ、プレート、シルエット立射、シルエット伏射の4つです
今回は、このうちブルズの姿勢について書いていきます

ブルズはAPSにおいて基本であり最も重要な競技であると思います
満200点のうち半分の100点を占めますし、ミスったときの失点が最も大きかったりもします

姿勢としてはざっくりふたつ、インラインスタンス、オープンスタンスの説明から入りましょう

▼インラインスタンス

イメージ 1

インラインスタンスは射線に対してまっすぐ立ちます

▼オープンスタンス

イメージ 2

オープンスタンスはインラインスタンスより身体を開いて立ちます

あえて分けてみましたが、要するにどのくらい身体を開くか、というお話です

身体を開くとどうなるか
肩と首の角度が変わります

肩の角度は、真横に腕を上げるのが最もよいと言われています
これがインラインスタンスです
(腕を真横に上げたとき、人間の身体の構造上、腕は実は真横ではなくて少しだけ前に上がります
さきほど射線に対してまっすぐと書きましたが、話をわかりやすくするためそう書きました)

で、腕を真横に上げたとして、つぎに首をねじって照準をせねばなりません
このとき、顔がターゲットに対して正面を向いているのが望ましいです
横目では正しい照準ができないからというのがその理由です

正面を向けなくても、少し横目になるくらいなら許容されるという話も聞きました
一昨年の精密射撃セミナーでは60度くらいがいいって聞きました
60度って個人的にはけっこう開いてる気がするんですけどね
諸説ある、といったところなのでしょうか

首のねじり具合も重要です
ねじりすぎると呼吸がしづらくなりますし、射撃って脱力できるところは脱力しとくってのが基本なので、ぎりぎりと力を入れてねじらないといけないようだとまずいと思います

これらのことを考えると、その人なりに可能な範囲で閉じる、というのが正解に近い言い方になるんじゃないかなと思います

話を進めて、どの立ち方も重心は真ん中がいいです
銃をかまえたときに、銃と腕の重さがターゲット方向に寄りますので、上体を傾けるなどしてバランスを取ります
重心がどこかに偏ることの無いようにしたほうがよいでしょう

足は爪先を開かない、スクエアスタンスがオススメです
また、開く幅は狭めの握りこぶし2つぶんくらいがオススメです
SCATTで色々と試した結果、これが今のところいちばんいい数字が出るというのが理由です
ほかにも何人かに試してもらったところおおむね好評だったので、ぜひ一度試してみてほしいポイントです

肩を上げるか落とすかは、正解が無いと言われています
ここはお好みでよろしいかと思います

左手は色んなバリエーションがありますが、要件としては脱力していることとぶらぶらしないこと、です
たまに腰とか背中の辺りで突っ張ってる人がいますが、わたくしはNGだと思います

イメージ 4


で、最近のわたくしはこんなカンジでかまえています

イメージ 3

足はインラインのスクエアで、骨盤から上を軽くねじってオープンにしています
このフォームも、どうしても結果が出ないと思えばボツにしますし、今後もずうっと追求していくものなのかなと思っています

次回はプレートとシルエットの姿勢についての予定です

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