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どうも、Y本です
29期が終わってしまいましたね
楽しかったなあ

協会の皆様、協賛の皆様、各地で練習会を開いてらっしゃる皆様、そして参加選手の皆様、大変お疲れさまでした
そしてありがとうございました

今期はわたくしにとっては飛躍の年になりました
まずはなんと言っても、念願のグランドマスターバッジを獲得できました
公式での190点越えも2回も達成できました
196-2xは本大会でリスキーさんに破られるまでは年間最高得点でした
そしてこれまた念願の、グランドチャンピオンまで獲得できました

▼盾はホーム射場のチャンピオン模型に飾ってもらいました

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グラチャン戦のスピーチでもお話しましたが、これらの実績を達成できたのは、月いちでお世話になっている御堂筋シューティングクラブの練習会のおかげだと思っています
特に、大阪の公式の前日に開いてくれた練習会が何より効いたと思います
養生もしっかりしてるし、照明は明るいし、射場長はちょっと厳しいけど愉快ないい男だし、点取りは真剣にやるし、それでいて爆笑トーク連発だし、本当にとてもいい射場だと思います
いい射場はいい射撃を産みます
そしていい射撃を続けることが上達への早道だと思います
そのいい流れが、御堂筋での前日練習会で産まれたんじゃないかなと思うのです

木田先生のプレート講習会も最高でしたね
グラチャン戦をさいごまで撃ち抜けたのはあの講習会あったればこそです

本当に感謝しかありません


ほかにも挙げてったら本当にきりがないのですが、いつも射撃のいろはを教えてくださる先輩射手の皆様、
そんな先輩方を目標に、上を目指して努力を続けるライバルの皆様、
地元北陸の仲間たち、
ホーム射場のチャンピオン模型さん、
いつも勝手にオチに使って悪いなあのマブのナベさん、

皆様に、感謝申し上げます
本当にありがとうございますm(_ _)m


そんなわけで今期のわたくしは皆様のおかげで思っていた以上の結果が出てくれました
でもたぶん、半数以上の選手は思うような結果が出ないまま帰途についたんじゃないかと思います
わたくしもそんなのばっかりでしたし、今後もそういうことがたくさんあるだろうと思います
でも、目標に向けて努力を続けていけば、きっとまた笑顔で帰れる日が来るんじゃないかと信じています
悔しさをばねに、って言うのは簡単ですがやるのはとても大変です
でもやんなきゃ先に進めませんし、進めなかったとしても、そうしようとする姿勢こそが美しいのだと思います

30期がもう始まっています
課題や反省点は尽きませんが、それらを消化・克服して、まだ立ったことのないところ、表彰台の高いところにいつか立ってみたいなと思います

今期もどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

▼今期の1発めの練習w

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第29回APSカップ東京本大会に参加してきました
この記事ではハンドガンクラスのグランドチャンピオン決定戦について書きます

本選が終わってすぐにたばこを吸いに行きまして
マブのナベさんらと談笑しつつ、グラチャン戦をどう戦うかを考えました
この15発を自分の中でどういうものととらえるか
直前の本選では上段で大崩れしてしまったので、二の轍を踏むわけにはいきません
かといって、外してはならないと考えてしまうのは危険なんですよね
だってそれ外すことばっか考えてますから
当てることを考えなきゃいけない
なので、やっと巡ってきたチャンスではあるのですが、いったん勝つことをあきらめることにしました
豪華なメンツで撃てて、ギャラリーもたくさんいる、豪華な練習だと思うことにしたのです

で、タバコを吸い終わって戻る途中で、チャンピオン模型の練習仲間のT村さんから電話がかかりまして
「始まるから早よ来いま」
えっ、やべやべ!と急いで行ったというわけでした
えーと、遅刻してすいませんでしたm(_ _)m

じつはこのとき、なぜだかものすごくリラックスできまして
選手紹介でも協会の鈴木さんにいじられて逆においしいと思えましたし、ギャラリーの皆さんの視線もなんだかあたたかく感じることができました

射座決めのじゃんけんの結果、1番めに加藤さん、2番めにわたくしの順になりまして
実は本選と同じく加藤さんの左で撃ちたいなと思っていまして、それが叶いました
またあの圧力を感じながら撃てる!って思いました
さきほどの本選ではその圧力に屈して大崩れしましたが、その日のうちにやり直しができるんです
こんな幸運はそうそうありません
こんどはしっかり撃とう、ただしあくまでこれは豪華な練習だというのは忘れずに、と考えて射座に入りました

他の方にも触れておきましょう
射座割りは左から、赤間さん、わたくし、加藤さん、そしてわたくしと同じくグラチャン初出場で、本大会初出場で初優勝の、静岡の内山さんの並びでした
赤間さんはフリーで先日のすみだでは196でしたね
言わずと知れた安定感抜群のモンスターです
内山さんはあとで聞いたら緊張しないマンだそうなんですが、初めてでぜんぶ持っていかせるわけにはいかんよね、ってみんな思ってたと思いますw

撮影タイムはちょっとした据銃練習でした
疲れるからはやく撮ってwとか思っていましたw

で、試合開始です

下段は4枚めまでをいつもどおりに撃てたんだと思います
下段で外すのはあるあるなんですが、意外と外さずにいけたなあ、なんて考えながら撃った5発めは、案の定外れてしまいました
やっぱりそういうこと考えちゃうとダメなんですね

ここまでクリーンなのは加藤さんだけで、赤間さんと内山さんも5枚めで外していたのは確認しました
わたくしだけ取り残されなくてよかったです
もしそうなってたら、結果はだいぶ違っていたかもしれません

で中段が始まったんですが、その初弾をいきなり外してしまいました
でも、ここからターゲットが小さくなりますし、いちばんむつかしいポイントですから、ここで外すのもあるあるだよな、とあまり気に病まずに次に向かえたと思います

2枚めから5枚めまではクリーンでいけました
この間に誰かがミスってどよめきが聞こえたような気がしました(これは上段だったかも?よく覚えていません)
ちゃんと確認はしませんでしたが、たしか加藤さんとは並んでたんじゃなかったかと記憶しています
もう鈴木さんの途中経過の実況とか聞いてません
中段うまく撃てたし、手汗かいてるけどこのままいこっかなあどうしよっかなあとか考えていました

勝負の上段、かなり集中力が高まっていたと思います
一瞬だけ本選での4連続外しが頭をよぎりますがバッと振り払い、とにかくトリガーを丁寧に、丁寧に、頼むよおれの人差し指、と念じて行きました

たしか2枚めくらいで危なっかしいのが出たので、1mmも面白くないのに笑顔を作って身体を落ち着かせようと試みたりしつつ撃ち進め、気がついたら4枚めまで来ていました

ここらへんで状況を確認したんだったかな
あと残り2枚をちゃんと当てたら勝つのがわかりました
ふだんの練習でもラスト2枚だけは特にしっかり撃つように意識していて、あー来た、って思いました
勝てるかも、って思いました

そして上段4枚め
集中力はマックスです
いつもどおりに撃ったつもりで、そしてそれはいつもどおり普通に当たってくれました

さあラスト1枚です
ここはいつもより余計に、絶対にブッ倒す!と強く念じ(声に出てたかもしれません)、そのためのあれこれをいつもより念入りに整えてスタンバイ、登田さんのいつものコールがあって、イメージどおりのタイミングでブザーが鳴り、すうっと腕が振り上がり、サイトはぴしっと揃って、そして気持ちよくピーンと落ちるあの感覚が、無事に来てくれました

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ガッツポーズが自然に出ました
素直に嬉しかったです
頭も身体もくたくたでした
でも今思い返すと、あのときはとても楽しく撃てていたのかもしれません

これからの方のために、豆腐メンタルなわたくしがどうがんばって戦ったのか心情・内心にスポットを当ててあの15発を覚えているかぎりで書いてみました
ほんの一行、一語でも何かの役に立てていただけたら幸いです

本選ではチャンスを逃してしまいましたが、こうして25代グランドチャンピオンになれました
やっとここまで来れました
長かったなあ


次は29期のまとめを書きます

※追記
この記事をアップしたすぐあとで堺さんが動画を上げてくれたので見てみたら、記憶とだいぶちがってました
記憶なんてあやふやなもんだなあと思いつつ、めんどうなので本文はそのままにしときますw

第29回APSカップ東京本大会に参加してきました
この記事ではハンドガンクラスについて書きます

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わたくしのリザルトは以下のとおり

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先日の大阪で今期最高得点の196を出してしまったせいか、ドリームチームのセンターに配置されてしまいました
右にリスキーさん、左に木本さんというなんとも圧力の高い射座です
でも、いつまでもそんなことばかりも言ってられないよなと気合いを入れて臨みました

第1競技のブルズは98で切り抜けられました
危なっかしい撃発も多くありましたが、それが8点に飛んでしまったのが1発だけで済んでいましたので、練習の成果がきちんと出てくれたのかなと思います

第2競技のプレートでは、中段の5枚目までは淡々と撃ち進めることができたものの、よせばいいのに右隣のリスキーさんのきれいにクリーンできているターゲットを見てしまいまして、スコアとか順位とかそのときに考えても意味の無いことを考えてしまったせいか右手が制御不能な状態に陥ってしまい、上段の4枚目までを立て続けに外してしまいました
最後の1枚だけはがんばって落としましたが、心の弱さが露呈してしまいました
今回はここが最大の反省点ですね

さいごのシルエット、今回はバックの布の色がとても淡くターゲットが非常に見づらかったのですが、ここでがんばれれば180点台が望めましたし、上位に食い込むこともできるかなと思ってものすごーくがんばって照準して撃ってみたら38で行けました
プローンの10mはほとんど見えていませんでした
当たってよかったとは思いますが、目のよくない選手だとまったく見えないってこともあったろうと思います
この、シルエット見えない問題についてはアンケートにガリガリ書いておきましたので、次からは改善されるといいなと思います
協会の皆様、ぜひともよろしくお願いいたします
何なら布を寄付しますので

というワケで合計スコアは180-4xで、順位は4位、ひさしぶりの入賞とあいなりました

1位はリスキーさんの198-8x!圧巻のスコアですね
シルエットのプローンで1発外してらっしゃったのですが、バックの布がちゃんとしてたら史上初のオープンサイトでの200点があり得たと思うんですが、それは言ってもしかたのないことですね
今回お隣で撃たせてもらえたことは本当に素晴らしい経験になったと思います
いやマジで圧力凄かったですからあの射座
思い返すだけで手汗がにじんできます

マブのナベさんはブルズで大コケしたくせに5位入賞してやがりました
練習してないとか言ってたくせにしっかり稼いでくるあたり、やっぱり彼も相当です
来期も彼にだけは負けないようにがんばって練習していきたいなと思いますw

次回はグラチャン戦について書きます

第29回APSカップ東京本大会に参加してきました
この記事ではライフルクラスについて書きます

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わたくしのリザルトは以下のとおり

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まー、さんざんな結果でした

わたくしはAPSのライフルから射撃の沼にハマって、いまの軸足はピストルに置いているタイプの人間です
とくに今期は、ピストルのほうで結果が出てくれていましたし、グランドチャンピオン決定戦の出場権も得ていましたから、ライフルの練習はまったくしていませんでした
なので、今回の結果については必然といえると思います

内心は悔しいんですけどね
もうちょっとがんばれたんじゃね?と

ピストルとライフルの高いレベルでの両立は非常に難しいです
撃発の理論がまったく違うからです
前述のとおりわたくしの軸足はピストル寄りなので、日々の練習は今後もそちらばかりになると思います
でも、協会さんや蔵前さんがライフルの公式を開催してくれるかぎり、積極的に参加していきたいと考えています
わたくしの原点ですからね

この日の1位はA部さんでした
スコアは圧巻の198!
こんなん生で拝める日がくるとは、っていう物凄いスコアでした
A部さんはそのままの強さでグラチャン戦でもフリー1位の石井さんを撃破し、完勝でした
A部さんの容赦無いカンジが大好きなので、これからもトップに君臨し続けて欲しいなと思います

マブのナベさんは188で2位だったんですが、コート無しでコレってホントに凄いことです
本人はA部さんとの差を埋めるにはもうコートを着るしか…なんてブツクサ言ってましたが、端から見てるぶんにはどっちもバケモノなんで、もうお好きにどうぞってカンジですw

次回はピストルの本選について書きます

おはようございます、Y本です!

もうすぐ本大会ですね

はじめての方もいらっしゃると思いますし、自身の確認の意味も含めて、気を付けたい点などを書き出してみました
去年も書いた記事ですが、ちょこちょこっといじって今年バージョンにしています
参考になればさいわいです

1.もちもの

・レギュレーションブック
これがいちばん大切です
受付時に必要です
これだけは忘れないようにしましょう
もちろんちゃんと目を通しておきましょうね

・銃
いざとなったらレンタルのがあると思いますので、ライバルの皆さまはどうぞお忘れになってくださいw
あと、くれぐれも、銃をむき出しのまま運搬しないように!むき出しダメ!絶対!

・弾
これもいざとなったら協会から分けていただけるかと思います
どんな弾が出てくるかわかんないですがw
あと、磁石にくっつく弾はダメ!絶対!ですよ!

・めがね
これもいざとなったら略

・羽織るもの
会場はきっとかなり空調が効いています
身体が冷えると手も冷えますので、手が冷えるとうまく撃てませんので、薄手の上着などがあると重宝しますよ

・その他お泊まりセットとか各種グッズはご自由にどうぞ
おやつも自由ですよ!


2.前日は飲み過ぎない

お祭りだからとハメを外して飲み過ぎないように気を付けましょう


3.寝坊しない

お祭りだからとハメを外して飲み過ぎると、こういうリスクがありますw


4.会場入り

今年は午前がフリー、午後がオープンということで
オープンの選手は、フリーの試合が終わるまでは荷物を広げずにいましょう
フリーの選手は、試合が終わったらさっさと片付けてオープンの選手のためにスペースを空けてあげてくださいね
参加者の増加によりもしかしたら待機スペースが足りないなんてこともあるかもしれないので、早い射群の選手は撃ち終わったらすぐに荷物を片付けるくらいでいいかもしれません
ゆずりあいの精神で気持ちよく過ごしましょう
貴重品の管理はしっかりやりましょうね


5.時間は守ろう

荷物を置いたら、受付→銃検査→試射と済ませて出番を待ちます
競技開始時間はもちろん、試射の時間もグループごとに決められています
去年から、時間が来ても現れない選手の呼び出しは基本的に行わないと書いてありました
と言いつつ、何番の選手はいらっしゃいませんかー!って去年やってるのを見かけましたが、基本的にダメですからね
観戦に夢中になって遅刻して失格、なんてことのないようにしましょう


6.競技開始!

本大会ならではのポイントが何点かあります
・進行はベルトコンベア式に一気にやる
撃つ→つぎの競技の待ち番→撃つを繰り返して、バーッと回してしまいます
すみだだと各競技の間に1時間くらい待ち時間があるんですが、本大会は本当にあっという間に終わってしまいます

・ブルズとプレートは仕切りがある

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本大会だけは、とても狭い仕切りの中で撃たされます
問題となるのは、ブルズのターゲット交換時に、サブジャッジが仕切りと射手の間の狭い隙間を通る際に、せっかくサイティング練習のときに合わせた足の位置を外さないといけなくなる可能性があることです
射手とサブジャッジの体格にもよりますが、もしそうなった場合、たとえばBB弾のボトルをつまさきのあたりに置いて目印にするなどの工夫をしたほうがいいかもしれません
また、プレートで1発撃つごとに前後に移動する選手の場合、狭くていつもどおりにいかない場合もあるかもしれません

・パーソナルデータはさいごまで持ち歩く
ふだんの公式の場合、1競技めでジャッジにパーソナルデータを渡したあとは協会側が管理してさいごにお返し、となりますが、本大会の場合はさいしょからさいごまで射手が持ち歩かねばなりません
あの紙ってけっこう邪魔くさいので、銃やBB弾などの手荷物も含めてどう持ち運ぶかは考えておいたほうがいいかもしれません

・ブルズの標的は返ってこない
ふだんの公式ではパーソナルデータのウラに貼られて返ってくるブルズの標的ですが、本大会ではこれが返ってきません
なので、記録を残しておきたい方は、スマホなどを持ち歩いてパシャッとやりましょう


7.録音しとくといいかも
これはふだんの公式でも言えることなんですが、現場の音、とくにプレート競技の最中の音を録っておいて、練習のときに聞きながら撃つのはとても有効です
登田さんのコールって、何年やっても手汗が倍ほど出ます
最高の練習用素材ですので、ぜひ録音しておきましょう


8.おうちに帰るまでが本大会
全日程を終えて、飲みに行く方もお帰りになる方も、無事に帰宅するまでが本大会です
射撃ってけっこう疲れるんですよね
緊張するとなおさら、本人が感じるよりもずっと消耗していることと思います
無事に帰宅して、いい本大会だったなーと思えるようにしましょう

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